竹久夢二 山へよする
〜描かれた風景、よせる想い〜展
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昭和9年、病臥に就いた竹久夢二(1884-1934)は、療養先の信州・富士見高原療養所の病室の窓から見える八ヶ岳の山々を眺めて、次のように記しています。
「私は何故、一番に山のこと(を)書かなかったか、
今日はコマガタケが見ゆる。この窓から見ゆる
山々の構図もさう悪くない。だんだん山が身に
しみてくる。……」
(昭和9年1月23日付 『夢二日記4』所収)
かつて、周囲から反対を受けた笠井彦乃との恋愛の最中、互いに「山」「川」と符丁で交わした手紙の中で、夢二は彦乃を「山」と名づけました。彼女との凡そ5年にわたる愛の記録は後に、『山へよする』と題された一冊の歌集にまとめられました。
また、自らの次男には、富士山に因んで「不二彦」と名付け、離婚後は男手一つで懸命に我が子の面倒をみています。不二彦は、後に当時を振り返り「私は、いつも父のポケットの中にいた」と懐古しました。
本展覧会では、夢二の描いた風景画を中心に、彼のさまざまな想いを託すべき対象となった「山」について広く検証します。
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| 会期: |
2007年4月5日(木)〜7月1日(日) |
| 開館時間: |
午前10時〜午後5時
(入館は4時30分までにお願いします) |
| 休館日: |
月曜日(祝日にあたる場合は翌火曜日)
但しゴールデンウィーク期間中は無休
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| 料金: |
一般800円/大・高生700円/中・小生400円
(弥生美術館もご覧いただけます) |
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学芸員によるギャラリートーク
5月13日(日) 15:00〜16:00
(申込み・参加費不要)
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問い合わせ先
竹久夢二美術館
〒113-0032 東京都文京区弥生2−4−2
TEL:03(5689)0462 |
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■主な展示作品  |
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| 竹久夢二「BEPPU」(『山へよする』挿絵)大正8年 |
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竹久夢二「榛名早春」 昭和初期
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